天気は晴れ,風は少しあるが気になるほどではない。天気予報も上々だ。 気持ちのよい朝を迎えた。ん〜なわけない。いつも眠い目をこすりなが ら起き出して,だらだらと用意を済ませ,船が港を離れてからよ〜やく目 が覚めるこの俺が・・。こんな気持ちいのいい朝を迎えられるわけがな い・・絶対おかしい!。と,ここで電話のベルが鳴った。なんと夢だっ たのだ(*_*)。電話の向こうで「遅くなりました。今,下にいま〜す。」 (下というのは,マンションの駐車場)とhana_chan(クラブのメンバー)の 声。なんと応えていいかわからず「いっ,今いきます。」とバタバタと 準備をする。会社と違って遅刻は厳禁(あ,会社もダメか・・・)。 なんとか,かんとか,午前3時30分に福岡を出発。途中,いつもの釣具 のオカベ呼子店でエサを購入して,午前5時30分に名護屋港に到着した。 釣り人も集まった午前6時,予定通りマリンペガサスは港を離れる。約 20分程で加唐島に到着。次々に釣り人を下ろして行く。そしていよいよ 我々の順番がまわってきた。船が瀬付したのは,対馬瀬の地という所。 チヌ(黒鯛)の実績は高い。 |
|
瀬上がりを無事に済ませ,早速まき餌の準備にとりかかる。 と,ここでハプニング発生!。他の瀬渡船が近くで釣客を降ろしていた のだが,なんだか騒がしい。何事かと見てみるとなんと,人がプカプカ と海に浮いているではないか。この季節にめずらしく海が穏やかだった からよかったものの,少しでも荒れてたら命にかかわる所だ。しかし, 海はさぞかし冷たかったでしょうね。なにより,無事でよかったです。 僕を含め,みなさんも船から磯に降りるときは充分,注意しましょうね。 さて,話を戻して,まき餌の準備も終わり,早々に釣り開始。 |
直ぐにあたりがあったのだが,これはアラカブちゃんでした。その後も仕掛けを入れるたびにチヌ らしきあたりがあるのだが,どうも竿に乗らない。で,少し間をおいて合わせてみました。すると よ〜やく乗りました。心地よい引き。でもやっぱり,へっぽこ釣り師。直前で痛恨のハリはずれ。 今年最初の獲物をオートリリースしてしまいました。なんでも自動化の世の中ですがこれまで自動 化せんでいいっちゅ〜の(パイレーツ風)。
|
だけど,天はまだ我々を見放していなかった。隣で竿を出しているRinRin (こちらもメンバー)の竿が曲がっている。慎重にやりとりして無事,玉網 に納まったのは40Cm弱(正直にいうと36Cm)のチヌ(メイタ? 本人はチヌと 言ってます)でした。その後,あたりも遠のいたので瀬替わりすることにし ました。 次に上がったのは松島(加唐島のすぐ隣の島)のまる瀬。ここはさっきと違 い,目の前には荒々しい海が広がっている。足元はサラシで真っ白。クロ (メジナ)の海って感じ。でも現実はきびしく,納竿間際にhana_chanが30Cm ほどのクロを1尾釣っただけで終わった。ということは・・僕はボウズ。 港に帰って他のみなさんの釣果を見せていただきましたところ,そこには 3〜4Kgありそうな真鯛,40Cmオーバーのチヌが数枚おりました。 こういうのも釣れるのね。と改めて加唐島の底力を知り帰路につきました。
|
|