釣りをはじめたばかりの石橋氏。でもすっかりはまってるみたい。 子供(小学1年生)を連れて行ける釣り場に連れていけと脅迫されて 色々考えた末,宗像沖にある福岡で一番大きな島,筑前大島に行くこ とにしました。 石橋氏は釣り初心者だし,一人じゃ不安なのでメンバーの所に電話す るも,夏の昼釣り(しかも波止釣り)は誰も毛嫌いしていい返事をし ない(おい,RinRin読んでるか?夏の昼釣り嫌がるんじゃね〜よ,条 件のきびしいときに釣ってこそ世界の釣り師なんだよ!。それにうち のメンバーはどうも大島を嫌う傾向がある。真夏しか行かないのでイ メージ悪いみたい。バリの釣り場って感じで・・・)。 しかたがないので3人で出かけることにした。
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午前7時の始発のフェリーで大島へ渡る。定刻に神湊港を離岸したフェリー は約20分ほどで大島に到着した。島の裏側の磯には行くつもりはなかった のだが,休日ということもあり釣り人も結構多いので坂口のおじさんにレンタ カー(軽トラ)を借りる。大島に釣りに行く方はご存じと思いますが,坂口 のおじさんは,大島で釣人に軽トラを貸してくれる(一人,1000円/1日)や さし〜おじさん。そればかりか大島の釣り情報にもくわしい。いつも釣り人 が坂口のおじさんの家(フェリー乗り場の直ぐ近く)に集まっているので, あたりまえだけど。 話を戻してと,ほんで西波止へと車を走らせる。歩くと結構距離あるけど 車だとあっという間に到着。駐車場に車を止め釣り場へ急ぐ。 車を借りた甲斐もあり,いいポイントに入ることが出来た。 なんだかんだと言っても,ポイントを目の前にするとドキドキする。あの強引 な引きを見せるバリ(アイゴ)を初めて釣ったのもここだった。 はやる気持ちを抑え,まずは石橋Jrの仕掛け作り。あれやこれやと口だし をする(えらそ〜に。と思うかもしれませんが,一応この中では俺が一番うま い。師匠なのだ。・・と思う。)。そして撒き餌作り。こちらもあれやこれや と指示する。師匠だから・・・。そして最後に一言。「釣りというものは, こだわりを持たなければいけない。なぜならば,「釣れた」と「釣った」は, 全然意味が違うからだ」・・なんちゃって。一応,師匠ですから。
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撒き餌に餌取りが群がる。それはもう,すさまじいばかり。こりゃあかん。 しかし,石橋Jrのサビキには目もくれない。そ〜と〜スレとんな。こ〜な りゃサビキにエサ付け作戦だ〜(何がこだわりを持てじゃ!。言った自分が はずかし〜)。これが功を奏した(当たり前か)。餌取り軍団がサビキに襲 いかかってきた。
さ〜てと,俺もそろそろ始めよ。石橋氏の仕掛けも作り終えBMウキが今か今 かと魚信をまっている。 第1投を投じたのは午前9時を過ぎていた。思ったより潮が速い。あっという 間に右へと流されて行く。何投かしたが魚信なし。そそくさとポイントをかえ 波止の内側へ。すると,スーとBMウキが引き込まれた。手の平大の小鯛。 これを見ていた石橋Jr。スゲ〜を連発。こんなんで喜んでもらって,嬉しい やらはずかしいやら(どうも俺はポリシーってもんがないらしい)。 それから,しばらくカワハギに遊ばれた。 ところが,おもそーなスカリを抱えたおじさんが,後ろを通って行く。 見るとクロ(メジナ)にバリがピチピチとたくさん跳ねていた。 思わず尋ねる。「よ〜釣れてますね〜」するとおじさん,「うん。全部,朝方 よ。日がのぼったら全然だめね〜」だって。 やめたやめた。やっぱ夏の昼は釣れん。ん・・RinRinごめん・・キミが正しい。 しかし,石橋親子は粘り強いというかひつこいというか。全然やめる気配なし。 しかたないので,見学することにした。 残念ながら,石橋氏の竿を本日1度も曲がることはなかった。きっとつらい釣り だったろうな。も〜釣りなんかするもんかと言うだろうな〜。と思っていたら 帰りがけに,今度はいつ連れていってくれますかだって。 いや〜みあげた根性だ。師匠と呼ばせて下さい!。・・・あれ?。
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