福岡・筑前大島 みうら


今年のBFCの釣行は天候に恵まれない。

初釣の小値賀釣行の猛烈な強風と高波(波高6m)に始まり,穏やかな

海をまだ見ていない。前記した釣堀(玄海釣りセンター)へ行った時も

当初は地の島へ行く予定だった。が,嵐のため行かなきゃいいのに釣堀

へ変更した。他のメンバーの名誉のため一応書きますが,ボウズだった

のは僕1人だけ。hana_chan は真鯛4尾,デビュー戦の Kubocchi は真

鯛2尾など,ヤズや真鯛がそれなりに釣れた釣堀でございました。

僕は hana_chan が釣った真鯛を1尾お持ち帰りしました。やけくそ。

なんといっても釣れなくても真鯛1尾サービスでございますから。ケッ。

もちろん,家に持って帰って奥さんに,あたかも自分が釣上げたように

ふるまったことは言うまでもありません(涙)。

ちなみに,子供にも誉められました。「パパ,大きいの釣ったね〜」と。

「ま〜ね〜・・」としか答えられない釣り人が一人,大きな溜め息を

ついたのでした(沈没)。


釣堀で釣った真鯛で〜す。hana_chan & Ganmo


作品タイトル:『考える釣人』・・・いかすやん! hana_chan
前置きが長くなりました。

というような,状況(瀬渡船が出港できない)でしたので,今回は充分に

考慮してフェリーで島に渡り陸行で釣場へというような計画を立てた次第

でございます。多少,海が荒れても釣行が実施できるようにと。

ところが,釣行当日,なんと空は雲ひとつない五月晴れ。

海は穏やか波の高さ1m。いらっしゃ〜い状態・・・

こんな天気なら二神島でも男女群島でも宇治群島でもトカラ列島でも済州

島でもどこでも行けたのに〜・・なんで筑前大島・・しかも地獄の陸行。

筑前大島が悪いわけではないんですが,一応は予備の釣場の位置づけ。

日頃の行いのせいでしょうか(撃沈)。

午前6時30分に宗像は,スミトモフィッシングに集合。

本当ならこの時間帯は釣場で釣り上げた大物を見ながら祝杯をあげている

はずなのに,まだ餌も買っていない僕たちでした。


カナギ,オキアミ,青ケブ,それに撒餌のアミ1角と集魚剤に麦を購入。hana_chan は,

撒餌なし。え?なんで?

実は,hana_chan 今日の狙いはメバル1本。で,荷物もめっちゃ少ない。

ロッド(バス用)1本にリール1個,そんでワームを数種類。

あの〜もしもし・・hana_chan が言ってたチヌ絶好調の話はどないなっとりますの?

もしもし・・。なんでメバル?・・まっええか。

定刻どおり,フェリーは大島に向け午前7時45分に港をはなれた。

ほんでまたまた定刻どおりに大島港へ入港。

フェリーから降り,レンタカーの軽トラへ荷物を運ぶ。

レンタカーのおじさん(坂口さん)に,「何処がええやろか?」と訪ねると,「今日は何処でも釣れる」

とおっしゃた。何処でも魚がいっぱい釣れるの意味なのか,海が穏やかなんでどこでも釣りができる

の意味なのか,よくわかんないけど聞くのがこわいんで,いつもの神崎の灯台を目指す。

いくつものヘアピンカーブをドリフトしながらクリア。

途中スピンしたが,コースアウトまではいたらなかった。

さすが hana_chan この大島に来て逆ハンが妙にうまくなった(汗)。

冷や汗で脱水状態ではあるものの,なんとか無事に神崎灯台着。

地獄の下山がまっている。下山の話は,めっちゃきついので割愛する。



    作品タイトル:『黄色い帽子』・・・ Shimoyan     
・・・釣場到着。

なんじゃこれは,澄んだ海。底までハッキリ,クッキリ,ドッキリ見える。

波もない。もちろんサラシもない。ついでにやる気もない。

んじゃ帰りますか?ってなわけにも行かないんで,Shimoyan と Kubocchi は

予定どおりチヌを狙ってもらう。

僕はブラクリでアラカブに専念する。

もちろん hana_chan はメバル。それしかできないのだから・・ hana_chan は。

釣りを開始して間もなく。向かいの瀬でおじさんがで〜かいチヌを上げた。

スカリの中にはまたまたで〜かいチヌがあと2尾入っていた。

うっ・・・いるんじゃない。


あわてて,仕掛けを作り投入・・・2時間経過・・あたりなし。で,本日の格言

「迷ったら最初の計画を推し進めるべし,成功は原点にあり!」

を思い出し,アラカブ狙いに戻る。

すると,小気味よいあたりと共に20Cmくらいのアラカブをゲット!アラカブをゲットというのも

何かはずかしいですけど,一応ターゲットなもんで,ゲット!

で,続けて2尾目,15Cmくらいのを連続ゲット! なんと3尾目もゲット!5cmくらいのやつ。

これで終わり。アラカブ3兄弟・・・長男,次男,三男。 納竿。よくできましたっと。

Kubocchi はというと,彼女は根性あり!ひたすらチヌを狙うも釣果は,アラカブ一人っ子。

しかし,得たものは多くあったはず。

Shimoyan は?

1日中,フグと戯れる。hana_chan にフグ漁に来たのかと罵られるも最後まで,竿を置かなかった。

しかし,その後もフグに遊ばれる。

hana_chan はどうだったか?

ん〜・・・やめとこ。怒られそうなんで,ご想像におまかせいたします。

帰りの登山はまたきつかった〜!

息もできないほどだったんで割愛します。

午後6時30分・・帰宅。うちの奥さん,ニコニコしながら,「今晩のおかずちょうだい」って・・

あるわけね〜だろうって心で呟きながら・・・

お〜こんないでね ママ ♪

お〜こんないでね ママ ♪ 釣れなかったの ♪

おこんないでね〜 ♪

と,おどけて見せるのでしたが,「だいじょ〜ぶ!」とはいかず,晩飯抜きにあいなりましたとさ。

・・このCM(確か洗剤)のうた,ご存知でっか?




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