アオリイカよ・・勇気を出してかかってこい!の巻
2001年5月26日



明日は子供の運動会。いろいろと多忙であるのではあるが,なんとかごまかし脱出に成功したのが
ちょうど午前0時を少しまわったところ・・・一路,宗像の鐘崎漁港へと車を走らせる。

約1時間ほどで,無事到着したものの広い漁港である。待ち合わせをしたはなさんが見当たらない。
10分ほど探し回ってはなさんのスーパーデリカ・スペースギアを発見!横付けして今夜のポイント会議!
目の前にちょっと突き出した明るい(水銀灯で)波止(若潮丸出港場所)があり,とりあえずそこで様子を
見ることにした。先客に若いカップルが釣りをしている。その他に釣り人の姿はない。

第1投,遠投・・・ゆっくりとシャクリながらリトリーブ。水銀灯の明かりが届く付近まで来たときにアタリ。
が、しかし,のらなかった。

3投目,同じ場所でアタリ。ちょっとまってから軽くあわす。
ズシリとした手ごたえ!ラインを緩ませないように巻き上げる。はなさんがギャフを準備しようとしてくれた
が「大丈夫!抜き上げます!」とアホな選択。抜き上げ途中でピシッ!・・・とロッドがまっすぐに戻ってしまった。
ようするにバラした(笑)

ドンワォーリー・ドンワォーリー【和訳:心配するな・心配するな!】いるいる!
暗くてよく確認はできなかったが,たぶんアオリじゃなくてコウイカだと思う。

しばらくして,はなさんにアタリ!今度は引きがよさそう!アオリかもっ?
が・・はなさん焦ったのか痛恨のバラシ。ドンワォーリー・ドンワォーリー【和訳:心配するな・心配するな!】


今回の夜が明けてからの釣り場。はなさんリトリーブ中!



しか〜し,それ以後,完全にアタリが止まってしまった。

カップルさんも引き上げて,我々ふたりの貸し切り状態となったはいいが,こうなると集中力のほうがいささか問題となる。
もちろん,今世紀の俺のフィッシングスタイルを崩すわけにはいかないので,一心不乱にキャスト&シャクリを繰り返す。

そのうちに,船釣りの人たちであろう釣り人が続々と集まってこられた(船待ち)。
「どげん?」・・「何釣りようと?」・・「何杯のった?」・・・「どげん仕掛けね?」次から次へと入れ替わり立ち代り
質問攻めである(笑)。その都度同じ説明を何度も繰り返す(爆)
そうこうしているうちに,なんと夜が明け始めたではないかぁ〜♪ それまで数時間ノーヒット・ノーバイト。
こりゃ〜いかん!と最後に出港して行く若潮丸めがけてロングキャストし,場所移動となったのです。
もうちょっとで若潮丸に届いたのにぃ〜(笑)


最後の最後にようやくヒットしたコウイカ。前回同様のサイズ。



場所移動と言っても,すぐ隣の波止へ移っただけ。
残すところ後2時間弱で納竿のお時間となる。

今日はもうダメかも・・・神様・・なんとか1パイでいいです!お恵みあれ・・・
神と俺の腕と幸運を信じてフルキャスト!・・・しかし,状況は変らず,エギについて上がってくるのは海草くんのみ。
こんなにお願いしてもダメかっ!え〜神さまよぉ〜あんたほんとに居んのかよ?ほんとは居ねぇ〜んだろ!
わかってるって。信じた俺がバカだった。もう金輪際,絶〜対祈らんからな!

と・・・思った瞬間・・・ズシッ!とあきらかに今までの海草とは違う生物反応が・・・
き・き・きたぁ〜!今度はちゃんとポンガケ(イカ用ギャフ)で捕獲してもらいゲット!
残念ながら,アオリちゃんではなかった。この際そんな贅沢は言ってられないけど。
う〜ん,やっぱ神のおかげ?それとも俺のうで・・・?悩む・・・


今回のキーワード:ドンワォーリー・ドンワォーリー【和訳:心配するな・心配するな!】



(おわり)



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